2011年12月18日日曜日

追憶(その8) TOSHIBA Libretto ff1100 (エンターテイメントミニノート)

Windows95 が登場して、メインマシンはとうとうデスクトップになった。

雑誌では、PC/AT互換機の組み立て記事も真っ盛りとなっていけど、いきなり経験の無い者が新しい世界に飛び込むにはあまりにも不安が大きすぎるので、ショップメイドのカスタム機を買った。ここから自作機地獄が始まることとなるが、ノートパソコンの丸ごと買い替え地獄からは開放された(笑)

そんな中、和製DOS/V機の雄である TOSHIBA から DynaBook 10周年記念としてミニノート Libretto ff1100 が発売された。
それまで Libretto があるのは知っていたし何回か食指は動いたもののずっと我慢してきたが、とうとう我慢できなくなって性懲りも無くまた手を出してしまった…

Libretto ff1100
CPU  Intel MMX Pentium 266MHz
メモリ 64MB
液晶  7.1インチ 800×480ドット (1,677万色)
FDD  オプション(USB外付け)
HDD  3.2GB
カードスロット TypeII x 1
        スマートメディアスロット x 1
サウンド  SoundBlaster Pro互換(16bit ステレオ)
      モノラルマイク、スピーカー内臓
重量  980g(軽い!)
OS  Windows98
価格  オープン

エンターテイメントというだけあって、音楽やビデオの再生から35万画素CMOSカメラによる静止画、動画撮影までできるモデルであった。

i.Shuttle という、本体を閉じたままパソコンの電源操作、音楽の再生、音量調節、ソフトの切替やカメラの操作までできるヘッドホンつきスケルトンリモコンが付属していて、今では珍しくはない顔認識、音声認識、合成ソフトまで標準でついていた遊び心テンコ盛りの1台だった。

ポインタはリブポイントという平べったいトラックポイントみたいなものが両手持ちをした場合の右手親指の位置にあり、裏側にはクリックボタンが配置されていて、手に持ちながらの操作が実に快適にできる配慮がされていた。

この衝動買いに近い Libretto はそれからも時々思い出しては手を入れて
 Windows98 → Windows me(メーカー保証は98SEまで)
 HDD 3.2GB → 60GB(分解換装)
 メモリ 64MB → 128MB

今でこそ時代遅れになってしまったけど、楽しく遊ばせてもらった思い出の機種である。

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