2011年12月18日日曜日

NEC LaVie Light PC-BL350EW6B (長時間駆動ネットブック)

とうとう買っちまった…

ASUSのεee PC が発売されて以来ず~っとネットブックが欲しかった…
でも、バッテリーの持ちや記憶容量への不満でなかなか手を出せずに結局 Libretto を使い回していた。

しかし、ある事情で、毎週末、長時間汽車(電車じゃないよ…)に乗って移動していたので、その間に使うには大容量バッテリーに積み替えた Libretto でも全然バッテリーが持たない…
そんなときに見つけたのがこの LaVie Light !

標準のバッテリー駆動時間は 4.8時間なんだけど、オプションのバッテリーパック L だとなんと 10.0時間!

(写真は L バッテリー装着時)

NEC LaVie Light PC-BL350EW6B
CPU  Intel ATOM N570 1.66GHz / 2コア
メモリ 1GB DDR3 PC3-8500
液晶  10.1インチ WXGA (1366×768ドット)
HDD  250GB 5400rpm
カードスロット SDメモリーカード x 1(SDHC、SDXC)
サウンド RealTek社製 ALC269(24bit ステレオ)
      ステレオスピーカー内臓(1W+1W)
LAN   10/100Mbps
      IEEE802.11b(11Mbps)、11g(54Mbps)、11n
重量  1.06kg
OS   Windows7 Starter
価格  オープン

FDD(いまどきつかわんよなぁ…)やCDドライブはついて無いけど、USBで接続可。
CD/DVD ドライブなんてソフトウェアで実装できるし、全然問題ない。

技術の進歩は凄まじい…
顧みれば、ここ20年ほどの間に何十(百?)倍もの高機能のノートがかつての1/10の値段で手に入る時代になったんだなぁと感慨深いものがある。

遍歴(その3) Windows me から Windows XP へ そしてプロセッサはPentium4 GB(ギガバイト)の時代へ

Windows98 も SECOND EDITION(なんじゃそりゃ^^;)にバージョンアップされて、やがてWindows me の時代に入ると、やはりマシンの非力を感じてくる

またもや換装実行!(笑)

CPU Pentium4 1.7GHz 478ピン
マザーボード ASUS P4B Intel 845
メモリ SDRAM DIMM 256MB×2

ビデオカード GeForce2 MX400
サウンドカード SoundBLASTER Live! X-GAMER
HDD は 20GB Ultra-ATA66 へ拡大

やがて時代は Windows XP の時代へ
またまた、マザーボードから一新することとした

CPU Pentium4 3.0GHz
マザーボード ASUS P4P800-E DELUX Socket478 Intel 865PE + ICH5R

メモリ SDRAM DDR PC3200 CL3 512MB×2
ビデオカード RADEON8500
サウンドカード SoundBLASTER LIVE5.1

HDD は Ultra DMA100 と Serial ATA の併設の時代へ
容量も 80GB から 160GB へと倍増ゲームへと突入する

追憶(その8) TOSHIBA Libretto ff1100 (エンターテイメントミニノート)

Windows95 が登場して、メインマシンはとうとうデスクトップになった。

雑誌では、PC/AT互換機の組み立て記事も真っ盛りとなっていけど、いきなり経験の無い者が新しい世界に飛び込むにはあまりにも不安が大きすぎるので、ショップメイドのカスタム機を買った。ここから自作機地獄が始まることとなるが、ノートパソコンの丸ごと買い替え地獄からは開放された(笑)

そんな中、和製DOS/V機の雄である TOSHIBA から DynaBook 10周年記念としてミニノート Libretto ff1100 が発売された。
それまで Libretto があるのは知っていたし何回か食指は動いたもののずっと我慢してきたが、とうとう我慢できなくなって性懲りも無くまた手を出してしまった…

Libretto ff1100
CPU  Intel MMX Pentium 266MHz
メモリ 64MB
液晶  7.1インチ 800×480ドット (1,677万色)
FDD  オプション(USB外付け)
HDD  3.2GB
カードスロット TypeII x 1
        スマートメディアスロット x 1
サウンド  SoundBlaster Pro互換(16bit ステレオ)
      モノラルマイク、スピーカー内臓
重量  980g(軽い!)
OS  Windows98
価格  オープン

エンターテイメントというだけあって、音楽やビデオの再生から35万画素CMOSカメラによる静止画、動画撮影までできるモデルであった。

i.Shuttle という、本体を閉じたままパソコンの電源操作、音楽の再生、音量調節、ソフトの切替やカメラの操作までできるヘッドホンつきスケルトンリモコンが付属していて、今では珍しくはない顔認識、音声認識、合成ソフトまで標準でついていた遊び心テンコ盛りの1台だった。

ポインタはリブポイントという平べったいトラックポイントみたいなものが両手持ちをした場合の右手親指の位置にあり、裏側にはクリックボタンが配置されていて、手に持ちながらの操作が実に快適にできる配慮がされていた。

この衝動買いに近い Libretto はそれからも時々思い出しては手を入れて
 Windows98 → Windows me(メーカー保証は98SEまで)
 HDD 3.2GB → 60GB(分解換装)
 メモリ 64MB → 128MB

今でこそ時代遅れになってしまったけど、楽しく遊ばせてもらった思い出の機種である。

遍歴(その2) Windows98 の時代へ Pentium W/MMX 233MHz から Pentium ⅢProcessor 500MHzへ

いろいろ遊んでいると、だんだん非力に思えてくるのは人の常
またもや延命のために換装実行!

CPU Pentium W/MMX 233MHz
マザーボード メルコ MTMV-XT5 Intel 430TX
ビデオカード Canopus Power Window GX/4VC
サウンドカード SoundBLASTER AWE64P/DV

って、メルコがマザーボードォォォ?
実は AOpen の AX5T の OEM らしかった

しかし、時代は Windows98 ATX の時代へ
マザーボードから一新することとした

CPU Pentium Ⅲ Processor 500MHz
マザーボード AOpen AX6BC TYPE R V.spec Slot1 Intel 440BX
メモリ SDRAM PC-100
ビデオカード Voodoo3 3000 AGP

このころって HDD は 4.5GB 程度で Ultra-ATA3 って時代なのよね
ケースはそのまんまなので外見からだけでは中身が変わったのがわからない(笑)

追憶(その7) IBM ThinkPad 230Cs (名機中の名機)

Windows も全盛時代になるとマルチメディアのカラーノートが欲しくなってくる。
(まだ、ノートにこだわるか?(笑)
折しも NEC は PC98-NX なる訳のわからん PC/AT もどきの機種を発売しだして、差別化が難しくなってくる。こうなると、単なる価格競争である。

そこに目についたのがA5サブノートでカラー液晶の ThinkPad 230Cs
世界最小・最軽量カラーノートでなんと非常時には乾電池駆動もできるw
発売後かなり経っているので価格もこなれてきた。
振り返ればほぼ2年ごとにボーナス叩いて買い換えてきたがいつまでもこんなことやってられへんぞ!? と思いながらついつい手が出てしまった。

ThinkPad 230Cs 2432-YB7
CPU  Intel80486SX 33MHz(PC-9801NS/A と同じ)
メモリ 4MB
液晶  7.8インチ 640×480ドット (262,144色中256色表示)
FDD  外付け 3.5インチ(1.44MB/640KB)
HDD  260MB
拡張カードスロット TypeII x 2(TypeIII x 1 で使用可能)
音源  PCM
重量  1.7Kg(さすが軽い)
定価  398,000円(実売価格はかなり安くなっていた)

PC DOS J6.3/V / Windows J3.1 標準搭載
Windows マシンということでユニークな TrackPoint という赤いポッチがキーボードのど真ん中に突き出していて、マウス無しでも Windows が使えるようになっていた。
意外とこれが使いやすく、キーボードから手を離さなくてもマウスポインターを操ることができた。

流石 IBM!
その後、Windows95の発売によってとうとうデスクトップに乗り換えたけど、この ThinkPad230Cs は名機中の名機といってもいいと思う。

遍歴(その1) 初デスクトップはショップメイド Pentium-90MHz

モバイル(当時はラップトップ)から入ったPCの世界
さすがにオールインワンのノートの買い替えには(金銭的に)耐えきれなくなって部分バージョンアップが可能なデスクトップにメインは移行することにした。

しかし、ほとんど知識もない手始めに自作というのはあまりにも無謀
そこで、ショップのカスタムメイドを買うことにした。

SYSTEM WORKS という浜松にある会社だったけど、今も頑張っているようである♪
モデル名は POWER MASTER i5E というやつだった
購入したのは 90MHz モデルだったと思う


かなり無理して貯金はたいて買ったよなぁ…
今見ると目ん玉飛び出すような価格だわ!(このスペックで(笑)
マザーボードは ATX 規格の前の AT 規格
intel社純正のメインボードってなんだったんだろね?

ギガの世界じゃなくって メガの世界だもんね
まだ、DOS/V で遊んでた頃の話

今は昔…
懐かしい話である。

時代は Windows95 の時代となって本格的な Windows 時代に突入する
HDD はやっと GB の容量が手に入るようになり、今は亡き PD なる読み書き可能な光ディスクが登場してきた
マシンは、メインボードそのままにやがて
Pentium ODP 150MHz
Power Window 3DV
に換装して延命を図った

追憶(その6) 名も無きDOS/V機…

日本では NEC が幅をきかしていたけれど世界標準は IBMだった。

PC/AT や DOS/V が次第に日本でも認知されてきて、Windows がもてはやされてくると、PC-9801の標準解像度である 640×400ドットより PC/AT互換機の 640×480ドットがとても魅力的になってくる。たかが 80ドット…されど 80ドットである。

折しも NEC も PC-9821 なる訳のわからん PC/AT もどき(解像度のみ?)の機種を発売しだして、差別化がだんだんと難しくなる。
しかも、PC-9821 はカラーが標準でまだまだカラー液晶は高かった。

そんな中、雑誌では格安な PC/AT互換機の広告が目に入ってくる。
機能は PC-9801 や PC-9821 とほぼ互角でありながら価格は半分以下のものまであった。

世に評判の PC/AT互換アーキテクチャーの世界を覗いてみたくて、名も無いDOS/V機(というよりメーカーを知らなかっただけかも←確かTaiwan製だったがどこのメーカーだったか忘れた)を秋葉原で衝動買いしてしまった。

安さだけを求めて買ったけど、これが実はA5サブノートサイズで、バッテリーの持ちはさすがに期待できなかったけど初めてまともに持ち運びに耐えるノートパソコンを手に入れた。


しかし、さすがに名も無きDOS/V機は安物だけあってしばらく使うと壊れてしまった。
高いオモチャだったけど、DOS/Vの世界を教えてくれた愛すべきサブノートだった。

追憶(その5) PC-9801NS/A (最後の98NOTE)

時代は MS-DOS から Windows へ
Windows3.1 は MS-DOS上で動いていて重たかったので、どうしても今までよりも高性能な機種が欲しくなってくる。
ノートはコタツトップ化しているのでデスクトップでよかったのに何故かまたまたノートを買ってしまった。

PC-9801NS/A
CPU  Intel80486SX 33MHz
メモリ 1.6MB(一部RAMドライブ兼用)
液晶  8.9インチ 640×400ドット 8階調
FDD  3.5インチ(1.44MB/1.25MB/640KB)
RAMドライブ 1.25MB
拡張カードスロット TypeII x 1
重量  2.5Kg(かなり軽くなった)
定価  248,000円(かなり安くなったもんだ…)

Windows を使うにはハードディスクは必須!
ハードディスクもかなり安くなってきたので(とはいえ純正はまだまだ高かったので)サードパーティー製のものを載せた。フロッピーディスクに比べてなんと快適なことか♪

メモリも Windowsを扱うには標準では少なすぎるので増設して、ますますお化けノート化していくが、結果として、これが最後のPC-9801ノートとなった。

モデル的には、実際はPC-9801NL/AというのがPC-9801アーキテクチャーの最後らしいが、初代から続いたRAMドライブ+1FDD内蔵スタイルとしてはこのNS/Aが最後だと思う。

追憶(その4) PC-9801NA (華麗なるコタツトップ)

時代はラップトップからノートへ
一世を風靡したラップトップは死語になってしまった…

そろそろ時代は486だよね~というときにPC-9801NAが発売された。
たま~に持ち運びしたいのと、やっぱり互換はいろいろめんどいよね~ということでとうとう本家のノートを買った。

当時、NECのデスクトップ最高機種が PC-9801FA で CPU は Intel80486SX 16MHz だったので一時的にノートの方が高性能になっていた(笑)

PC-9801NA
CPU  Intel80486SX 20MHz
メモリ 2.6MB(一部RAMドライブ兼用)
液晶  8.9インチ 640×400ドット 8階調
FDD  3.5インチ(1.25MB/640KB)
RAMドライブ 1.25MB
拡張カードスロット 1(独自仕様だったような…)
重量  3.1Kg(なんとか持ち運びできる程度?)
定価  348,000円(まだまだアホほど高かった…)

98ノートは FDDが1つだったけど RAMドライブという機能があって、内臓RAMの一部を FDDとして扱うことができ、あたかもFDDが2ドライブあるかのようだった。
いちいちFDDの内容を転送する手間はあるけど、転送してしまえばさすがはRAM!
FDDのシステムフロッピディスクのようにカチャカチャとアクセスする時間を待たなくてもよく、それはそれは快適なものだった。

今ではFDDも死語になってしまったけど、アクセス時間はむっちゃ遅くてHDDの何百倍!(もっとかな?)
RAMディスクは乱暴に言ってしまえば電源ONの時しか記憶できないSSDみたいなもの。
そりゃ早いわなw

ノートなのに外付け拡張BOXなんかを繋げてデスクトップ用の拡張ボードをつかったりしていた。
いつの間にかカラーCRT(ブラウン管←これも死語w)ディスプレイも繋げたりして…
結局ほとんど持ち運びもせず省スペースコタツトップとして使っていた(笑)

追憶(その3) PC-386BOOK L (省スペースデスクトップ?)

やっぱり CPU は Intel だよね~
ということで、386 のパソコンが欲しかった。

いろいろ比べてみたけど性能と価格を考えると結局 EPSONの98互換機に軍配が上がった。

CPU  Intel80386SX 16MHz
メモリ 640KB
液晶  12インチ 640×400ドット 8階調
FDD  3.5インチ×2(1MB/640KB)
重量  4.2Kg(286LEよりだいぶ軽くなったけど…)
定価  378,000円(あいかわらずアホほど高い…)

しかし BOOKというには無理がないか?
百科事典と同じぐらいの大きさと重さがあるやろ…

持ち運びほぼ不可!
単なる省スペースデスクトップマシンだと思う…

追憶(その2) PC-286LE (PC-9801互換ラップトップ)

PC-9801が発売された。
あこがれの機種だったけどとても手が出なかった…

その後、ワープロ専用機を買ってはみたもののパソコンへの憧憬は消えることはなかった。

そんな時、EPSONからPC-286Lという機種が発売された。
EPSONは、それまでほぼ市場を独占していたNEC PC-9801に対抗してデスクトップの互換機を発売していたが、ラップトップ(ノートPCという言葉はまだ無かった頃)として初の互換機だった。
(本家のNECもラップトップを発売してはいたがPC-9801互換ではなかった)

PC-286Lは液晶2階調だったけどその後8階調に改良されたPC-286LEが発売された。
とても高かったけど、知り合いのつてで安く手に入れることができたので思い切って買ってしまった。


CPU  V30互換 10Mhz(Intel80286ではなかった…ウソつき…)
メモリ 640KB
液晶  12インチ 640×400ドット 8階調
FDD  3.5インチ×2(1MB/640KB)
    (20MB/40MB HDDモデルもあったがめっちゃ高かった)
重量  6.6Kg(膝の上で使うとマジに重い)
定価  368,000円(信じれんくらい高い…2/3以下で買ったけど…)

当時は、嫌らしくもEPSONチェック(プロテクト)なるものが存在し、互換機といえどもNEC製ではないため、PC-9801用のソフトウェアを使いたければSIPというプロテクト解除プログラムでパッチを宛てなければならなかった。(公にプログラム改造が行われていた訳だ…)

膝の上に置ける(かもしれない)、持ち運びも(しようとすればなんとか)できるという画期的なPC-9801互換パソコンだった。

追憶(その1) PC-8001 (世界を変えた名機)

ネットブックが欲しかった
振り返れば、PCとの関わりは長い

マイコンの時代からパソコンの時代へ

興味を抱き始めたのは PC←パソコン←パーソナルコンピューター と言われる以前
当時はマイコンと言われてたワンボードマイクロコンピューターをマニアックな人がいじっていた。

PC-8001

そこにNECからPC-8001という元祖パソコンが発売された。
(既に日立からはベーシックマスター、シャープからはMZ-80Kが発売されていたけど…)

当時の価格で168,000円
今から考えても信じられないくらい高かった!
学生だったけど、欲しくて欲しくて堪らずに、食うものも食わずバイトしまくって手に入れた。


スペック
 CPU 8bit 4Mhz
  (ギガじゃないよ…)
 ROM 24Kバイト
  (メガじゃないし…)
 RAM 16Kバイト
 解像度 160 × 100 ドット
  最大 80文字 × 25行
  (今時こんな表示はしない…)
 外部記憶装置 カセットテープ

 これを+16Kバイト増設で使ってた

CRTなんてとても買えないから
13インチカラーテレビにつないでた
(おかげで、一気に視力が落ちました(笑)